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【柳の下 末弘軒(すえひろけん) 本店/富山市】創業昭和6年!富山ラーメン界の原点であっさり手打ち麺を食す

2019/05/10
 
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こんにちは。
チャン(@TSUTAERU_TOYAMA)です。

先週、富山市立図書館で作業をした後、久しぶりに末弘軒さんへ行ってきました。まだ投稿できていなかったので、ここらで記事にしておきやす!

柳の下 末弘軒 本店

外観(末弘軒)
今回は本店に行ってきました。富山市立図書館から徒歩で10分かからない程度でつきました。実は、富山大和の6階にも末広軒があるので、そちらの方が近かったのですが、快晴で気持ちが良かったので。

70年前は中華そば一杯5円!?

歴史
お店の前には、時代を感じるものが飾ってありました。昭和22年(1947年)は中華そば一杯が5円だったんですね・・・。なんとなく、聞いたことはありましたが、昔から歴史を紡いできたお店が言っているだから、より「ふむふむ」と思ってしまいます。さて、店内に入りましょう。

店内の様子
私がお邪魔したのは11:50頃で、正午前でしたが、すでにお昼を食べに来られていたお客さんが複数名おられました。(ブログへの掲載も快諾くださいましたが、お客さんが次々と入ってきていた時間帯でしたので、店内の撮影は邪魔にならないこの程度で自粛・・・)
奥には座敷のテーブル席が2卓あったのと、カウンター席がありました。どうやら2階にも席があるみたいです。

私は2名掛けのテーブルにご案内いただきました。

メニュー

メニュー1
メニュー2
メニュー3
メニュー4
麺のトッピングも然り、ごはんものも多くの種類があり、いろんな組み合わせが可能です!

餃子コース 税込880円
(ミニ中華そば+餃子6ケ+小ライス)

餃子コース

結局、悩んだ挙句、王道の餃子コースにしました。

いやー、いいですね〜。この中華そば、嫌いな人っているんでしょうか?

ミニ中華そば

鶏ガラと煮干しでとった、あっさりとしたスープ
澄み渡っております!やさしい気持ちになります。

麺
そうです、手打ちです。ツルツルでプリプリなんだけと、すこーし表面がザラザラとした平打ち縮れ麺。スープに良く絡み、最高であります!

餃子
こちらは餃子です。カリカリというよりは、もっちり寄りの餃子。

餃子中身
あんもシッカリ入ってまっせ。普通に美味い。中華そばのスープと良く合います。スープの飲み干し注意報発令!!

完食・完飲
やってまいました、飲み干し!(いつもはしないんですけどね・・・。そうゆうことです。)

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最後に

たまに食べたくなる「あっさり中華そば」の完成形だと確信しております。だって、実際に、たまに食べたくなるんだから!
次回はワンタン麺もたべたいなー。

では、最後にメニュー表の裏に書いてあった時代を感じるストーリーを少しご紹介しておしまいにします。

末弘軒の始まりは、昭和6年、初代夫婦の名もない屋台の支那そば屋からでした。当時は、「ラーメン」という言葉もまだ世間に浸透していない時代で、日本そばと区別して「支那そば」と呼ばれていました。そのころ富山市には、約30台ほどの屋台が商売をしていたそうです。どれもこれも似たような屋台で見分けがつかないからと、常連のお客様から、「末弘軒」という名を、にかわで染めたのれんとともにいただきました。
10銭- 中華そばの最初の値段でした。富山城から不二越あたりまで屋台をおしても、一晩に9杯しか売れないこともあったそうです。今では信じられない話ですが、「支那そば」という懐かしさと味わいのある呼び名も当時は- 日本人の食べるものではない- という差別的な意味合いもあったとのこと(二代目談)
しかし、昭和11年に現在の大手通りにお店を構えた頃から、支那そばも市民権を得て、お得意様も増え、当時、柳の下通りと呼ばれるほどの柳並木の下に店があったことから、皆様から”柳の下”という愛称をいただき、おかげさまで今日まで多くの皆様に愛されつづけております。

今でこそ、ラーメン屋はポピュラーな存在となり、いろんな種類のラーメンが気軽に食べられますが、ひと昔前はそうじゃなかったんだなーと思うと感慨深くなりました。長年守り続けておられるやさしい味、ごちそうさまでした。

末弘軒 本店
富山県富山市総曲輪4-6-9
TEL:076-421-7019
【通常】 11:00~20:00LO
【火曜日】11:00~15:00LO(祝日は通常)
定休日:水曜・毎月第3火曜(祝日は営業)
(※2017年9月29日現在の情報です)
★「食べログ」で口コミをチェック★

※2017年9月29日に記事を公開して以前、「末広軒」と記載しておりましたが、正しくは「末弘軒」でしたので2017年12月15日に修正いたしました。大変失礼いたしました。

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