【支那そばや 翠月(すいげつ)/富山市】厳選素材が奥深い旨さを演出!「ラーメンの鬼」の元で修行を積んだ名店で完成度の高い一杯を。
こんばんは。やはり、ラーメンって奥深いです。
どうも、チャン(@TSUTAERU_TOYAMA)です。
先日、工場CAFEの記事を書きました。想像以上にたくさんの方に見ていただき、非常に励みになっております。誠にありがとうございます。微力ながら頑張って参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
さて、その工場CAFEに行く前に、お昼ご飯として「支那そばや 翠月」さんに行ってきました。
国道8号線に繰り出す際に、よくお店の前を通ってはいましたが、恥ずかしながら、今回初めての来店でした。
有名店だけあって、お味はさすがの完成度でした!
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支那そばや 翠月
翠月さんは富山市東老田の田園風景流れるエリアにお店を構えておられます。
なんとこのお店のオーナーさんは、テレビ等にもよく取り上げられていた「ラーメンの鬼」こと故・佐野実さんのもとで修行された経歴を持ちます。
街の至るところにラーメン屋さんが立ち並ぶ今となっては、自家製麺や厳選素材という言葉はよく聞かれるようになりましたが、その火付け役は「支那そばや」の店主の故・佐野実さん。
と、佐野さんの紹介みたいになってしまっておりますが、味に対してうるさく、すぐキレるイメージの佐野さんの元で修行されたのですから、それは翠月さんで提供されるラーメンは一級品のはずです。(実際、一級品でした!!)
店内の様子
コの字型のカウンター席は、こんな感じ。我々が行ったのは、祝日の13:00頃。ほぼ、満席でした。
そのほか、厨房に面した形でカウンター席が5席程度あります。今回はこちらで食事。ギリギリ、並ばずに着席できました。
カウンタータイプの小上がりも5席〜6席用意されています。
お店は全体的に明るい印象で、とても綺麗でした。実は、お店の外の黄色い看板が結構ボロいんです。それで、勝手にあんまり綺麗じゃない店だと思い込んでいましたが、決してそんなことはありませんでした。個人的には「看板直せばいいのに」なんて思いましたが、実際、お客さんもたくさん来ており、味も抜群なので、その必要もないのでしょう。←失礼しました。
メニュー
一番出るのは「塩ねぎ」とのこと。ただ、お店の方は「醤油」を一番食べるそうです。
この写真にはありませんが、土日限定で「じゃこだしラーメン」というメニューもあります。
今回いただいたメニュー
塩ねぎラーメン(税込880円)
私は一番人気の塩ねぎラーメンをチョイス。どうでしょう、このルックス。うまそ〜。
澄んだスープの中心には細かく刻まれた関東ねぎが、スープ奥には揚げたタマネギが入っていました。
大きなチャーシューの上には、綺麗に巻かれたチンゲンサイが。
まずはスープを一口。「鶏ベースのスープに、あご(トビウオ)系の味が最後に抜けていくな〜。奥深く、塩ラーメンなのにコクがあり美味!」
と思ったら、メニューの裏にスープに使っている素材等が記されていました。
塩ねぎラーメンには「粟国の塩(沖縄)、伊豆の塩(静岡)」を、
そして、スープには「利尻昆布(北海道)、あご節(山形)、さんま節(宮城)、干し海老(徳島)、名古屋コーチン(愛知)、蔵王土鶏(たぶん宮城)」を使用しておられるそう。
まさに厳選ってやつですね。この一杯を完成させるために日本各地からこだわり素材が大集合です。
ちなみに減塩にも取り組んでおられるそうです。嬉しいですね!
減塩によって、頼りなくなった味は「うまみ」で補っておられるそう。なんか、かっこいい!
実際、しっかりとした味があり、食べ応えのあるスープに仕上がっていました。
ねぎを溶き入れて食べると風味がプラスされます。最高〜!!
たまに、揚げタマネギが横から主張してきます。こいつもいい仕事しています。
麺は細めのストレートタイプ。四角い断面となっています。スープによく絡み、伸びにくい印象がGood!
北海道産小麦の長所を存分に生かし、足りないものは、他で補う。人生のお手本のような麺です。
そして、チャーシューにもスポットライトを当てたいものです。
このチャーシュー、大判で、トロトロで、とっても美味。形を残したまま持ち上げるのが困難なくらいトロトロだったので、写真では、中途半端な持ち上げとなっております。
チャーシューの持ち帰り販売してるのも納得です。
醤油ラーメン(税込860円)+メンマ増し(税込100円)
こちらは同行した相方Noriが注文した醤油ラーメン。
一口(いや、五口)もらいましたが、醤油の深みのある美味しさでした。塩ねぎラーメンも非常に美味しく満足だったのですが、個人的には、この醤油ラーメンが、どストライクでした。相方Noriは、「どっちも美味しいけど、どっちか選ぶなら塩ねぎ」とのことでした。やっぱり、好みってありますよね。
スープは以前ご紹介した、「麺 吉平」さんで食べた醤油ラーメンを思い出す感じのスープでした。
ただ、吉平さんの醤油ラーメンは「中太縮れ麺に炙りチャーシューがトッピング」されているのに対し、翠月さんは「細麺のストレートに正統派のチャーシューをトッピング」という違いがあります。スープも食べ比べると、きっと違うとは思います。←全然違ったらすみません。同時に食べ比べた訳ではないのでお許しください。ただ印象的には近いかなと思います。
結構、色が濃いですが、決してしょっぱすぎることはなく、まろやかな旨味があります。
ねぎは、京都の九条ねぎ。塩ラーメンでは関東ねぎだったので、素材に違いが見られます。店主のこだわりですね。
この醤油ラーメン、実に美味かった!
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さいごに
素材へのこだわりがすごい翠月さん。
一杯あたりのお値段は最低でも900円弱で、ラーメンにしては相場よりは少々お高いかもしれませんが、それも納得のお味でした。名古屋コーチンを始め、各種こだわりの高級食材を使用しているので、多少のお値段は気にせず、おもいっきり、すすりたいところです。
今回は、塩ねぎと醤油しか食していませんが、少なくともこの2杯の完成度は相当高いです。
土日限定のじゃこだしラーメンが非常に気になるところです。。今度食べよ。
人気店なので、混雑していることもあるかもしれませんが、土日祝の営業時間は「11:15~20:30(LO)」と、開店から閉店まで通しで営業されているので、空いていそうな時間を狙って伺ってみるのもいいかもしれませんね。
いや〜満足です。ごちそうさまでした!
富山県富山市東老田415-1
〈TEL〉076-436-5344
〈営業時間〉
平日 11:15~14:30、17:30~20:30(LO)
土・日・祝 11:15~20:30(LO)
〈定休日〉毎週木曜日・第3水曜日(定休日と祝日が重なる場合は営業。ただし、スープがなくなり次第終了)
(※2017年11月30日現在の情報です)
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